「あなた知ってる 港ヨコハマ」「ドゥドゥビ ジュビドゥビジュビドゥヴァ」。もちろん歌詞入りです。

しびれました。

そしてもう1人、ジュニア男子3位に入った菊地竜生君(中学2年生)彼はリンク外でもよく跳ね回っていて、演技する前から楽しそう。踊り心のある選手です。一瞬で会場全体を引き込みます。踊りながら駆け抜けていきます。

同じく踊り心のあるとして関東には大島光翔君がいるけれど、彼が「目に星を輝かせ、星を振りまきながら滑る」のに対して、竜生君は、港ヨコハマらしく、きらきらした海べの光を放ちながら滑っている感じ。テーマパークのアトラクションのような楽しさもある(あくまでも勝手なイメージ。そして、褒めています)。

なんだ、この子は!! 情報通の方にお伺いしたら、全中でお披露目したショートは、鉄道の曲をつなげたもので、衣装も駅員風。会場を大いに沸かせたとか。

名前、しっかり覚えました。彼もまた一度見ていただきたい選手です。

 

思い起こせば、4~5年前、「東神奈川の星」「氷上のエンターテナー」として大活躍したのが佐々木章生さん。そして、彼の振り付けをしていたのが東神奈川を拠点とし、日本全国のスケーターに楽しい話題作を提供してきた佐藤操先生。チーム駒場のプログラムもまた独特なんだけど、フィギュア界に革命を起こし続けている東神奈川ってすごい!!すごく楽しい! 章生さん精神を受け継ぐ「歴史」も感じた一日でした。

 

この他、今回はケガで思うように滑れなかったけれど、我的好青年選手筆頭の志賀海門(みなと)君(中学3年生、新横)など、神奈川にも応援したくなる選手がいっぱい。西日本の選手しか興味なかった方、東日本でも、東京ブロックしか見てなかった方、今後は関東ブロックも注目です。