応援バナーはどんなプレゼントより選手の励みになる贈り物。1人でも多くの方に、1人でも多くの選手のバナーを掲げてほしいから、ミシンがなくても作れる応援バナーの作り方をご指南

「イラスト・似顔絵を入れたいけど、この画像使えますか?」

最近、似顔絵やイラスト入りのバナーを作りたいという方が増えました。個性が出ていいですよね。

私もツイッターのタイムラインを見て「このイラスト、使わせていただけたら……」とか、

「描いていただけないかしら?」と思うことがしばしば。

そんな折、聞かれたのが「スマホで描いたこのイラスト、そんなに大きくないのですけれど、使えますか」。

このような場合、実寸でデザインを引いて、画像をあてはめ、どこまで大きくしても違和感がないかチェックします。

今まであった実例をご紹介すると・・・

いただいた画像は縦534ピクセルのイラスト(私のパソコンの解像度では縦16㎝くらい。ピクセルとセンチの関係は使用しているパソコンやスマホによって変わります)。

それが約2倍の30㎝くらいまではギリギリ引き伸ばせました。といっても、このくらい拡大すると、アウトラインが美しくないため、使用する際は、原寸に拡大した上で、周囲を切り取って、ラインを整えるといった加工をします)

 

また「人物だけでなく、背景も水彩画で描きました。これを写メしたんですけれど、これをバナーの全面にひいて使うことはできますか?」という質問を受けたことも。

全然問題なく使え、実際、生地に印刷しましたが、きれいに仕上がりました。

この時は、70㎝幅のバナーにしたのですが、描かれた水彩画はB4より少し小さいサイズだったそう。

いただいた写真のサイズは縦約2200、横約3000ピクセルでしたが、こんなに大きくしても、鮮明に印刷できるんだとびっくり。

意外となんとかなるものですね。

こんな感じで、使いたいイラストがあったら、一度ご相談ください。

 

これから描く、あるいはだれかに描いてもらう場合は以下の点にご注意を。

●入れる文字を先に決め、文字の配置やデザインを想像してみましょう

以下はフリー素材を使ったデザイン例ですが……

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・・・イラストや似顔絵の位置は、顔の向きでも変わります。基本的に顔は中央を向いていた方がおさまりがよいのですね。この絵を左にしてしまうと、ソッポを向いた感じに。これはシルエットや写真を入れる場合も同様です。

・・・名前をフルネームで入れると、それだけでスペースをとります。フルネームにこだわる場合は、横一列、縦に2行、横に2行など、文字の配置を先に決め、空いたスペースに入るイラストを考えると、整ったバナーに。

・・・シンメトリーにこだわる場合、絵は中央に持ってくるのが一般的です。

・・・「リンクからはバナーの上の方しか見えないから、名前を上にしたい」と希望される方もいらっしゃいます。その場合、絵の中心をちょっと下げた位置に配置することになります。

 

文字の入れ方にこだわらなければ、どんな絵でもよいのですが、

こだわる場合は、デザイン先行にした方がよいこともあるので、ご希望の方はご相談ください。

 

●イラストの大きさを考えて、描きましょう

さきほど、描いたサイズの2倍くらいにしても大丈夫だったという話をしましたが、大きくすると、真っ白いところに、にごったような色が入り込むこともあるので、できるだけ大きめに描くのがおすすめです。

 

●人に描いてもらう場合はしっかりお支払いを

同じプロの方でも、1人描くのに1時間でできる似顔絵もあれば、7~8時間かける似顔絵も。それによって金額も変わってきます。

先日、水彩画を描かれている方にお伺いしたら、「色を重ねるのに、一度乾かさなくてはいけなくて、2~3日がかりになることもある」とお伺いしました。

また、パソコンで拡大してみると、「こんなに丁寧で繊細に描かれているんだ」とびっくりするような絵が、小さい画面のスマホだと、気づかないことも。

SNS上で見つけた方などに頼む場合、「素人だから」と勝手に値踏みせず、「どのくらいのサイズで使う、どんな絵を描いてほしいのか」説明した上で、お値段の相談もちゃんとしましょう。

 

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