文字を衣装風味にした応援バナー
先日、某スケオタさんと大学を卒業になるスケーターさんの話に。
そこに新田谷凜ちゃんの名前もあがり、私なりの思い入れがあって、凜ちゃんのために何かしたくなった。
「そういえば、凜ちゃんの衣装、素敵だったな~~」と凜ちゃんの写真を集めてみる。
そうだ! 文字を衣装風味にしたバナーを作ってみよう!
以前、国別対抗戦で見たんです。ケビン・レイノルズさんのファンの方が、
KEVINの1文字1文字を歴代の衣装の色味にしたバナーを掲げていらっしゃったのを。
それがとっても可愛くてステキで、頭の片隅に残っていました。
選んだ衣装はこちら
これをパソコン上でデザインしてみる。ちょっと微妙なのもあるけれど、雰囲気は伝わるかな?
生地に印刷してもらいました。
これだけでもいいけれど、衣装の一部の模様をラインストーンやスパンコールモチーフで装飾して
衣装風味をアップ。
時々、「この衣装でバナーを作りたいんですが、どうしたらいいでしょうか?」と相談を受けることがあります。
衣装のデザインをバナー全体に取り入れて、その上に文字をのせるというのは、衣装の繊細さ、手の込み具合で、揃えなくてはいけない素材の種類も材料費代もかかる時間も全然違います。
たとえば、羽生選手の衣装でも、これは何人かお作りになられていた方がいましたが、
エンジと黒の生地を貼り合わせて、石を貼るだけなので、比較的簡単。
こちらになると、
「ベージュの生地の上にネット上の生地を重ねて、穴をあけ、
黒い生地を模様通りに切って貼り、白い素材を羽根も形に切って貼り、部分的に白いアクリル絵の具などで
模様を描き、ゴールドとパープル系の石を数種類用意して、貼り付け……」
とある方にご説明して、「これをやるとなると、1週間でできるかどうか」
とお伝えしたら、断念されました。ぬいぐるみに着せる衣装とは手のかかり方が全然違うんですね。
そもそも、バナーは衣装の横幅の倍くらいあるから目に見える模様を全部取り込む感じになることも。
また、デザインは上半身が中心。衣装は縦長なのに、バナーは横長だから、バランスを取るのも難しいし、
写真だけでは、模様がはっきりしなくて、悩むことも多い。
作るのが大変な場合は、文字を衣装風味にするのもありかな・・・と。