ヤフオクから繊維街まで素材探しの旅 ~こだわり編13~
樋口新葉ちゃんのこの衣装。レンガっぽいオレンジのグラデーションに、スカートからちらっと見える紫色の生地、そして、洗練されたビジュー装飾……。とっても素敵で、「どこまで似せられるか分からないけど、ちょっとやってみよう!」なんてうっかり思ってしまったら、これが大変だった(苦笑)
まずは生地。衣装屋さん、デザイナーさんは独自に生地を染めていることが多いそうで、同じもの、探してもそうそう見つからない。そんなときはオークションまで探すのだが、ヤフオクでなんとかそれっぽいのが見つかった。
次に探したのは胸元の放射線状に広がる模様の石。これはキラリさんのアクリルストーン4種類を組み合わせることに。
そして、どこかで使おうと思って買ってあったダイヤレーンと
日暮里の繊維街にあるOn-travelling オントラベリング(素敵なブレードが格安で売ってる!)で買ったシャンパンカラーのレースっぽいブレードと
クリスタルのガラスストーン3サイズ(SS16,20,30)を組み合わせて、独自にアレンジ。
普段、糸と針は全く使わないけれど、ダイヤレーンは結構重いので、端だけはしっかり糸でとめて、振ると、揺れるようにしてみた。
このデザインに漢字は使いたくなくて、英字を使用。数種類試して一番しっくりきたフォントを選んでみた。色は白、縁取りはゴールドでいいだろうと思っていたら、ゴールドが全然合わない! さぁ、どうしよう?と困っていたとき、行った日暮里のTOMATOさん本館で、シャンパンカラーのグリッターシートを発見。
これでなんとか色は調和した。が、しかし、この段階で結構重い。これ以上、ストーンを多用できないということで、衣装のウエスト部分は同じグリッターシートをカッティングして、チェーンのように。
先に両面接着シートを裏に張ったので、カッティングした後はシールのように貼るだけ。
難航したのが緑と黄色のストーン。これが日本のネットショップさんでは見つからなくて、アリエクスプレスで似た感じのを注文。
書留扱いでシンガポールからきました。これらを貼り付け、
左右にもクリスタルストーンで模様をあしらい
なんとか完成。
繊維街は、生地が50㎝以上または1m以上と最低量が決まっていて、無駄に多く買わないといけないショップが多く、あまりおすすめしないけれど、オカダヤさんやユザワヤさんにはないものや破格な掘り出しものがあったりするのが魅力的。この記事に出てきた2つのお店はここに紹介されています。
matome.naver.jp大阪の船場の問屋街にも、繊維街みたいなところがあるんですね。
800店舗が並ぶ日本有数の問屋街!【大阪】船場センタービルが楽しい♪ - NAVER まとめ
ハンドメイド大好きだったら、一度行ってみる価値ありかも