応援バナーはどんなプレゼントより選手の励みになる贈り物。1人でも多くの方に、1人でも多くの選手のバナーを掲げてほしいから、ミシンがなくても作れる応援バナーの作り方をご指南

衣装の模様をアクリル絵の具で手描きする~こだわり編7~

本日は24時間テレビに羽生君が出演ということで

以前書いたこちらの記事↓でデザインまで考えた「SEIMEI」2代目衣装をモデルにしたバナーの続きを。

羽生選手のフリーがSEIMEIと聞いて~coffee break1~ - 作っちゃおう! フィギュアスケーターの応援バナー

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 結局、ツタ模様の生地を使い、その模様を生かしつつ、ゴールドとグリーンのアクリル絵の具で模様を描くことにしました。候補となった生地はこちら。

ツタの丸まり具合を重視して、2番目の生地を購入。オカダヤさんの生地売り場で、どちらにするか30分くらい迷ったとさ(笑)

生地の色が濃すぎて、悩んだ末、衣装の色に近かった裏側を使うことに。

そして、グリーンに少し黄緑のアクリル絵の具を加えて色味を調整。衣装の写真が水彩っぽくなっていたように見えたので、あえてメディウム(薄め液)を使わず、水を加えて気持ち濃淡をつけてみる。

でも、生地の表面に凸凹があるため、絵の具がのらなくて一苦労。まぁいいや。雰囲気、雰囲気(笑

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ゴールドはこれを使いました。

塗った直後は、本当にラメ入りなの?と心配になるくらい白い。乾くと「色はばっちりなんだけど、ラメの分量が少ないなぁ~」。

他のラメが入ったアクリル絵の具を使ったときもそうだったんだけど、ラメを定着させるため、液体の量を多くしているのかも。

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これは4度塗り、5度塗りが必要。となると、1本では足りなくなりそう……。乾いては塗り、乾いては塗りでは時間もかかってしまう‥‥。ということで、塗った直後にラメパウダーを振りかけることに。そして乾いたら、余分なラメを振り払います。それでも3度塗りは必要だった。お蔭でラメが散らばり、うちの床も着ていた服も顔も手も足もラメだらけ(苦笑)

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今回使ったのは頂き物だったため、同じ商品が見つからず。似たものはこちらです。ネイル用品としてよく販売されています。

ラメグリッター ホログラム 107.ライトゴールド

ラメグリッター ホログラム 107.ライトゴールド

 

 

左側は最初のデザイン通り。端っこは紫のサテンを使用しました(実際の色は写真よりもっと紫)

袖の緑の部分は深緑のリボンに、黄緑のアイロングリッターシートを貼って3分割。

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右側は……というと

この生地、10㎝で400円と高いので、無駄にしてはもったいないとスペースを広げ、予定になかったSEIMEのスタートポーズのシルエットを「貼るレザー」を使って、文字の下には背中のデザインにある星をゴールドのグリッターシートで貼り付け。

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これが完成品。

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ちなみに先のペベオのゴールドの絵の具はこれだけでも1本使い切りました。コスト高っ!

苦戦もしたバナーでしたが、私なりの「SEIMEI」感は出たかな?

そして、このバナーの嫁ぎ先も決まりました。ありがとうございます。

というわけで、今日の本題。

衣装の絵柄は、アクリル絵の具でなんとかなることもあります。

さて、今シーズンの衣装はどうなることか。