ガラスストーンを使って、名前を石文字にしてみる ~こだわり編17~
グランプリシリーズも終盤。アメリカ大会、ぎりぎり間に合った(すでに男子ショートが終わってしまったけれど)。今日は「無良君、頑張れ!」の気持ちを込めて……。
無良君の前大会までの衣装はこちら(SPは黒に代わっちゃったね)。この2つを組み合わせた感じで作ってみました。
白のレースは「これ同じじゃない?」っていうのがあったんです。
でも、私がやりたかったのは「ストーンで文字を作ること」。
フィギュアスケートTVをいつも見ている方なら、これ↓、記憶にあるかも。今年の関東ブロックのシニア男子に出場した本田宏樹君の背中。これを無良君でやりたかったのです。
選手が使うストレッチレースにすると、石の重みでレースが伸びてしまうため、似た感じの伸びないレースを使うことに。
石文字は最初、文字をくりぬいた紙を貼ってはがせるスプレーのりつけて生地に貼り、その中を埋める感じでやろうかと思ったのですが……
普段多用しているSS30,20 という大粒の石ではスキマができてしまう。
というわけで、石と同色の合皮をカットした文字を生地に貼り、輪郭から石を貼りつける。
そして中を埋め……。
途中で数えるのが面倒になったけれど、2文字で1300石くらい使ったかも。これ、いつかスワロで誰かのを作ってみたいな~~(費用が心配だけど)。チャレンジした方、いたら、ぜひ写真送ってください。掲載させていただきます。
無良君の衣装の前身頃には、グレーで染めたようなケミカルレースがついているので、代わりにスパンコールモチーフをつけてみる。
フリー衣装の襟部分はクリスタルのガラスストーン。赤いところは本当は赤いストーンがちりばめられている感じだけど、略して、赤いグリッターシート。
無良君には、昨今大活躍の男子アラサー組に続いて、ずっとこのいぶし金のような輝きを放ってほしい!
そんな思いを石に込めてみました。頑張れ! 無良君!