薄手の生地を重ねてグラデーションを作る~こだわり編4~
昨日はアクリル絵の具でグラデーションするテクニックについて書きましたが、ある日、本郷理華ちゃんのカルミナの衣装を見ていて、ふと思った。「このスカート部分のようなグラデーションなら生地を重ねることでできるじゃん」
3色のサテンをつぎはぎしてもいいのだけれど、ぴったりな色が見つからなくて、赤いサテンに、エンジと黒のオーガンジーを重ねてみることに(シフォンでもいいですね)。買ったのはこちら
いろいろ試して、こんな感じにカットして、色を重ねてみた。
いろいろなやり方があるけれど、あくまでも「ミシンを使わない」にこだわる私は、まち針で固定した後、イメージしたカーブのラインにボンドをつけて、布を張り合わせ。
乾いた後、ボンドのちょっと上のラインでオーガンジーをカットして、継ぎ目にスパンコールブレードを貼り付ける(こうして最初のボンドの後や布の端っこを隠してしまう)。
イイ感じにグラデーションが完成。このくらいなら、理華ちゃんのプログラムがカルミナじゃなくなってもずっと使えそう。
そして文字を切り貼り。RIKAはバラ柄にエンボス加工されたシルバーの合皮(オカダヤさん新宿店で購入)と白の貼るレザー、Go for it は赤とシルバーのグリッターシート、白の貼る合皮を使用。
右上にはピオニー(西洋シャクヤク)の造花を分解して平べったく整え、赤のラインストーンとスパンコールを装飾して貼り付け。
こういうスパンコールで彩られた造花は、9月頃からクリスマスシーズンによく出回りますが、自分でも簡単に作れちゃいます。
スパンコールの選び方はこちら参照