（追記あり）チケット代を返金しないグリーンツアーの現状と問題点
#4月3日追記
GREEN TOUR 更新されていました。
謹啓
時下ますます御清栄のこととお喜び申し上げます
平素は格別の御高配を賜り深く御礼申し上げます
さて 弊社は創業以来51年 皆様のご厚情により営業を続けてまいりましたが このたび諸般の事情により旅行業を廃止することになりました
長きにわたり 皆様には並々ならぬ温かい御支援をいただき 誠に有り難く厚く御礼申し上げます
なお 弊社のその他事業につきましては引き続き継続いたします。何卒これまでと変わらぬご愛顧を賜りますよう宜しくお願い申し上げます
まずは略儀ながら書面をもちまして御挨拶とさせていただきます
時下ますます御清栄のこととお喜び申し上げます
平素は格別の御高配を賜り深く御礼申し上げます
さて 弊社は創業以来51年 皆様のご厚情により営業を続けてまいりましたが このたび諸般の事情により旅行業を廃止することになりました
長きにわたり 皆様には並々ならぬ温かい御支援をいただき 誠に有り難く厚く御礼申し上げます
なお 弊社のその他事業につきましては引き続き継続いたします。何卒これまでと変わらぬご愛顧を賜りますよう宜しくお願い申し上げます
まずは略儀ながら書面をもちまして御挨拶とさせていただきます
#3月28日追記
グリーンツアーから27日に返金延長のメールが来たということなので、その内容とその意味を一番上に追記しておきます。
「5月28日以降、順次」ですか・・・。問題なのは、返金の期限がなくなったこと。「順次」ということは、社長がつけた優先順位で返金の順番が変わること。
公正証書で相手には期限をきっちり決めているのに、自分からの返金に関しては期限を決めない。ずるいですよね。
ちなみに、公正証書に関しては、こちら参照
公正証書をつくると、期日までに返金されないとき、直ちに強制執行してもらうことができるという点で有利ですが、公正証書にしなくても、強制執行に関する項目を作った契約書を作っておいて、裁判所で手続きすれば執行できるので、そんなに価値はないかと。それに相手に資産や預金がなければ執行しても無駄。「うちも頑張ってるんです」と言いたいのでしょうが、全部人のせいにしている印象を持ちます。4月10日以降は03・・・・ということは、この頃に帰国するのかな？
追記以上
フィギュアスケートファンに「平昌五輪のA席を確保」とうたって高額なチケット代や確約料を集金し、A席が１つも取れず、返金もしない
グリーンツアーの現状と問題点
以前、返金対策に関する記事を、同じような体験をした私なりの知識をもとに書いたところ、
五輪チケット グリーンツアーの返金問題解決策アドバイス - 作っちゃおう！ フィギュアスケーターの応援バナー
友人が被害者であることが分かり、遠方に住んでいる友人の代わりに事務所に行き、今までの経過などをネットで調べてみました。まだ不明なことが多く、間違いもあるかもしれませんが、現状や問題点をまとめてみましたので、気になる方は読んでみてください。
グリーンツアーの問題は、1月17日のテレビ東京のWBS（以下は詳細を記しているサイト）
http://lovely-lovely.net/business/greentour
［WBS］ 平昌オリンピックのチケットでトラブル！1億円集金も用意できず・・・
を皮切りに、あさちゃん、めざましTV、スッキリなどでも報道されました。まったく状況が読めなかった当時、とてもありがたい情報でしたが、内容はというと「悪いのは手配できず、返金もしてこない韓国のブリッジツアー」とブリッジ側へ責任転嫁。残念ながら「6万円相当のチケットを13万円もの金額で売ったこと」「確約金として3万円もとったこと」「全部で400枚も受け付けたこと」「B席にダウングレードしても差額を返さないこと」「確実に手配できる。韓国のオリンピック委員会に交渉して、確保したチケット」とウソをついたことなど、グリーンツアー側にも責任がある様々な問題の本質までせまった報道はありませんでした。
グリーンツアーが（財務状況とは関係なく）「返金する」と言っており、てるみクラブのように倒産、逮捕という流れにもなっていないせいか、その後の報道は途絶えました。なので、まずは現在の状況からお知らせします。
グリーンツアー現在の状況
事務所がなくなりました
ホームページに載っている池袋の住所は、昨年末から他の会社の一角を間借りした事務所。2月末に賃貸契約が切れ、社長が3月に一時帰国して荷物を運び出したそうですが、引っ越し先は探していなくて、事実上、事務所はなくなりました。
会社の法人登記上の住所は東京都墨田区両国4-32-16。もちろん、ここにも事務所がありません。事務所がなくなって心配な方は、この住所で会社の登記事項証明書を取り寄せてみても（分譲マンションに住む金鍾勳の住所が記載されています）。インターネットで申請して郵送してもらうのが簡単で早くて低コスト（要申請者情報登録）。
http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/static/online_syoumei_annai.html
https://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/index.html
※https://ssl.form-mailer.jp/fms/96ae8bbe522303よりご連絡いただければ、お教えすることもできます。
旅行業を廃業するようです
平昌五輪後の2月末、同社のHP 会社案内 / GREEN TOUR
から、旅行業務取扱管理者の欄がなくなりました。
同社が加入している全国旅行業協会に聞いたところ、「廃業届を出すようです」。
廃業=倒産ではありません。今までのように韓流チケットの取り扱いなど、旅行以外の業務はできます。
また、廃業届を出しても、ホテルや送迎なども頼んでいて、旅行業会に書類を提出し、弁済が認められた人は1月の受付開始から半年～1年以内に弁済されます」（全国旅行業会談）からご安心を。
破産が心配な方もいらっしゃると思いますが、破産の手続きには破産管財人などの費用として50万円は納めないといけません。それが用意できなかったり、でたらめな会計処理をしてきたりで、そのまま放置する会社も。倒産状態でも、破産申請をしない会社の方が多いという記事を読んだこともあります。
返金の期限は1月末から3月末に変更されましたが……
キム社長から「目途がたった」と言われた被害者さんもいらっしゃいますが、信じられる方はどのくらいいるでしょうか？
Pay-palを通してカード払いして、Pay-palに弁済してもらった方もいるかと思いますが、Pay-palは、チケットの申し込みをし、支払いをした直後に、グリーンツアーに入金していますから、弁済分は、グリーンツアーの方に請求されることになり、グリーンの負債額は増えます。
また、それ以前に、起こした問題での未返金分（JYJのファンミDVDやドラマの記念切手を販売しようとして差し止め訴訟を起こされ、敗訴した、イベントが中止になったなど数々）も含めた負債額はかなりの金額になるようです。※過去の悪事に関してはここによく書かれていますね。
http://www.cyzo.com/2018/01/post_149158_entry.html
ちなみに、この記事の中にも書かれていますが、創業５０周年、世界各国の旅行を扱っているように見えるホームページはまやかし。
実際には韓流関係しか扱ってこなかったし、５０周年というのは買い取った異なる会社の創業年からカウントしたもの。キム社長になってからは、まだ１１年程度です。
今までの返金状況
「11月末～12月初旬、A席がとれなかった」というメールをもらってすぐに事務所に駆けつけ、強力にプッシュした人の中にはその場で返金された人もいました（すぐに預金は底をついたようですが）。また、警察に相談し、警察に動いてもらうことができた人など、社長が選んだ数名のみ1月末に返金されたようです（これは韓国から戻ってきたお金ではなく、社長が人に借りたお金から）。まだ大多数の方が返金されていません。
少しでも資金が調達できたら、全員に1人１万円など、平等に返金する方法もあるのに、そうする気は全然ないそうです。なので、何もしていない方はずっと放置になりかねません。平等の返金を求めるなら、より多くの方が強烈にプッシュしないと叶わない状況です。
今するとしたら、警察に行くのがおすすめです。このままでは我慢ならないと思う方、心配な方はぜひ警察の生活安全課へ。「返金する」と言っている以上、詐欺での摘発は難しいですが、「平昌五輪特別法」違反は犯していますので（詳細は以下の「グリーンツアーの問題点」参照）、お金を返してもらうという「民事介入」だけでなく、「法律違反として訴える」という目的でも行く価値があります。
なお、「3月末に返金する」という返金期限変更のメールが来てない方は要注意です。返金リストから漏れている可能性があります。秋に申込者をネット管理していた女性スタッフがやめてしまい、誰にいくら返金すべきなのかはっきりしない方がいて、1月末までに確認をとったそうです。また、Hotmailなど一部のフリーメールの方にはなぜかメールが届かないという現象が11月、12月に起きて、連絡がつかなかった方もいるようです。連絡が来てない方は自分から確認をとってください。ちなみに、今はキム社長1人の会社です。12月～2月中旬、臨時で男性スタッフがクレーム対応などにあたっていましたが、この方はもういません。キム社長は今は韓国に行っているそうですが、今までの事務所の電話番号03-5669-0045に電話すると社長の携帯に転送されて、電話に出てくれます。
グリーンツアーの問題点
報道されたニュースを見て一番問題だと思ったのはこの文面（FNNニュースより）
今回販売したチケット（グリーンが8月24日～25日に受付した分です）は9月販売分のチケット（9月5日からの韓国の一般販売のことをさすと思われ）とは別ものになり、弊社がオリンピック委員会と交渉して確保したチケットとなります。また先日予約されたお客様（7月末に「確約する」といって確約金を追加で払わせた人のことと思われ）」全ての方にチケット確保のご案内をしたものの余剰分となります）」の部分です。
5ch（旧２ch）の「平昌五輪応援スレ」※ここではグリーンツアーのことを「色」と呼んでいました
■平昌オリンピック観戦スレ■五輪 ★3 [無断転載禁止]©2ch.net
７月２８日の書き込みによると、「前に色に聞いた時は、韓国にコネがあって、独自のルートで仕入れているとか言ってた」
「オリンピック委員会と交渉して確保したチケットを販売する」というのは、平昌五輪特別法により、日本でチケットの取り扱いを許されたぴあ、JTB、近畿日本ツーリスト、東武ツアーと同じ権利をもらったと言っているようなもの。もはや「手数料をいただいてチケットを取る」という「代行業」ではありません。
そもそも、日本では上記の４社以外、五輪チケットを「販売」してはいけないのです。
２４日の同社のツイッターも「再販」「購入」という表現をしていますよね。それ自体が平昌五輪特別法違反。この法律には、「正規のチケット代を越えてチケットを売ってはいけない」という条項もあり、
定価６０万W（６万円相当）のA席を（以下は韓国公式価格）
１３万円で売るのも五輪特別法違反。
※平昌五輪特別法は公式マークやエンブレムなどの使用制限やチケット販売などについて定められた法律。この法律は日本でも適用とのことで、「違法性を感じたら、警察に行って捜査してもらってください」と韓国文化院スポーツ担当の方にも言われました。韓国の公式にチケットに関する条項の部分は見つけられませんでしたが、以下のサイトに詳細がありました。法律Nメディアが書いた記事です。
https://blog.naver.com/naverlaw/221204717535
「もしチケット代にプラスして高く販売したらどうなるんでしょうか?」という質問に対して以下のように回答しています。
軽犯罪第3条によって 20万ウォン以下の過料など処罰されることができます。
2018 平昌冬季オリンピック大会及び冬季パラリンピック大会に関する特別法(略称: 平昌オリンピック法 )
第25条の2(入場券不正販売の禁止) 組織委員会または組織委員会から入場券の販売委託を受けていない者が、組織委員会が発行した大会入場券を常習的、または営業目的で販売価格より高い金額で他人に販売してはならない。違反すると500万W以下の過料に処すことができます。.
グリーンツアーも韓国での一次抽選販売前の4月は
A席を（代行手数料として）申込金2万円+チケット代6万円の8万円で受け付けていました（その段階での支払いは申込金のみ）。この金額設定にしたのは、この特別法をご存じだったからでしょう。そして落選した人には「返金する」または「韓国での一般販売に備えて、申込金を預かる」という2者択一で対応していました。
その後、韓国公式で6月に、「当選したものの、支払いがなかったチケットを先着順で売る」機会があり、その直前に、グリーンツアーも、2度目の募集を開始。この先着順での販売では男子A席は1枚も出なかったそうです。グリーンツアーは男子チケットを取るのが難しいということが分かったはず。
ところが、7月末、今まで落選した人たちに以下のようなメールを送り、
「交渉の末、確実に手配」と言って、確約料3万円とチケット代の振り込みをさせて合計額が11万円になり、その後、8月24日からの販売分はなんと13万円！
チケット代が上がっていっただけではありません。受け付けた数が多すぎるのも問題です。
カンヌンアイスアリーナの収容人数は1万2000人。これは同じ会場で行われた4大陸のときの座席図ですが、
会場の写真を見て数えたところ、A席は8列、BとC席は18列。五輪ではA席がもう少し上まであったという情報もあるので、A席が全体の3分の１とすると、4000席。
受け付けたフリーのチケットが、その20分の１にも相当する200席だなんて、どれだけクレイジー！！全世界で販売するチケットです。それを一社独占で、こんなに販売なするなんて、ありえない。何か大金が必要だったの？ 集金目的？と思ってしまいます。
5ch（旧２ch）の「平昌五輪応援スレ」の8月24日の情報によると、「10枚でもカートに入る」「カートに入れるだけなら1000枚も」と在庫管理がされていない状態で23時間ほど販売していたことも分かります。
そもそもチケットの割りあては1次販売の前に、決まっているわけで、それを7月～8月になって、オリンピック委員会と交渉が成立？？ 人気がなくて大量に売れ残っていた競技なら別です。韓国に多くの友人がいる方に聞いたところ「韓国の一次抽選のとき、8人にショート、フリー、EXの3種類申し込んでもらったのだけれど、当たったのがそれぞれ1人だけだった」と。この方の場合の確率は8分の１。それだけ韓国でも人気が高かったチケットです。
で、結局、テレビ東京のWBSのインタビューに「A席は1枚も買えなかった」といい、（韓国公式の二次一般販売での購入を）「友人、知人に頼んだ」と答えるブリッジツアー社長。
今更、何を言ってるの？？「特別なルート、オリンピック委員会に交渉した」なんて話は全然出てきません。
ちなみに、9月5日からの韓国公式の一般販売でフィギュアスケート男子のA席は1枚も売られなかったそうです。買えなかったんじゃなくて、売ってなかった。そんなこと、事前に公式に聞いておけば、分かりそうなこと。
フジテレビのニュースでは、ブリッジツアーが家賃を一度も払わなくて、追い払われたことも明かされました。
そんな実績も実態もなさそうな会社に、オリンピック委員会がチケットを出すわけがない。
では「こんな嘘をついて募集をかけることにしたのは誰？？」
結局、11月末になって、申し込んだ人に「強制キャンセル」もしくは「B、C席へのダウングレードで対応」のメールを送ってきたわけですが、B席で泣き入りした人たちに、今度は「確約金は返金する」と言ったものの、B席との2万円分の「差額は返金しない」と。
これはどさくさに紛れ、チケットがないとオリンピックに行けない弱者につけこんで、無理やり「債務を減免」させたわけ。民事上は債務が超過した場合の処置として有効でしょうが、韓国公式から定価で買ったチケットが元なら、上乗せ金額になり、これも立派な五輪特別法違反。民事より刑事を優先できるなら、差額分は返してもらわないといけません。ここも警察に相談の余地ありです。
とにもかくにも、「お金を使ってしまって返金しない、ブリッジツアーの社長だけが悪い」ように報道されていましたが、常識を超え、違法な販売をしたグリーンツアーにも問題があったわけで・・・。
2月半ば、韓国でチケット詐欺を働いた人が逮捕
キム社長は被害者に全額前払いさせたことを「韓国ではそれが基本だから」と言い訳をしたそうですが、そもそもグリーンツアーは、後払いも可能な会社だったのです。それは今も同社のホームページで分かります。
なのに今回はなぜ違った？
理由が分かりました。たぶんこれです。２月１３日～１４日にかけて、韓国でこんなニュースがあいついで
報道されました。※韓国のポータルサイトNAVERで「平昌五輪特別法」と韓国語で検索した結果を自動翻訳
ある社のニュースを意訳するとhttps://blog.naver.com/sisa5992/221208870018
2017年 5月頃インターネット中古物品取り引きサイトで「平昌オリンピック競技入場券や放送局授賞式チケットなどを販売する」と欺いて旅行会社から 5,100万ウォン相当を常習的に搾取したソン(34歳, 男)を拘束したと明らかにした.
フィギュアスケートの入場券を求める日本の旅行会社から購入を依頼された国内旅行社職員 Aさんは上記サイトの掲示文を見てソンに連絡。ソンは「有名な芸能企画社を運営していて、平昌オリンピック組織委員会の行事の代金を、オリンピックチケットで受けとることにした。お金を振り込んでくれれば売る」と嘘をついた。
これにだまされた旅行社職員 Aさんがは7回にわたって 5100万ウォンを送金したが, チケットを送ってもらえず、連絡が途絶えた。ソンは同じような犯罪で前科３４犯。
日本では、フィギュアスケート男子チケットの当選確率が最高 1000分の 1と人気が高いことを利用した犯罪で、日本人観光客たちにまで 2次被害を発生させた。
一方, 平昌オリンピックの抽選申し込み期間は 2017年 2月 9日から 4月 23日。 5月にはもう申し込み期間が終わったにもかかわらず、 ソンは「独自のルートを通して購買が可能だった」と主張するなど虚偽陳述に一貫した。
ソンはそれ以外にも2016年 11月頃から 2017年 3月頃まで 「私はアイドルマネージャーで, 有名プロデューサーと放送局局長もよく知っているから、年末の放送局授賞式及びアイドルコンサートチケットを販売することができる」と欺いて 23回にわたって 5000万ウォンを搾取するなど指名手配が全国で 3件もあった。
平昌オリンピック入場券の団体購買は公共機関と国内非営利団体機関に限定されて, 1人当りフィギュアスケーティングなど人気競技は１人当たり 4枚など限定されている。入場券は公式以外の再販売または購買が不可能で, 不正販売で摘発されると、平昌オリンピック特別法第25条の 2によって 500万ウォン以下の過料が賦課されることができると明らかにした.
[出処] 平昌オリンピック ‘フィギュアチケット'販売詐欺 30代拘束|
ここに出てくる韓国の旅行会社はブリッジツアー、日本の旅行会社はグリーンツアーじゃないの？「オリンピック委員会」「特別なルート」。共通ワードがいくつもありますよね。
もしそうだったら・・・。
探したのがネットの掲示板？ だましたのは前科34犯の詐欺師？ なんでこんなのに引っかかるかな～～？
「弊社がオリンピック委員会と交渉」もうそじゃん。あきれてものがいえない。
そして、そして損害額となる510万円が少なすぎるのも問題。
400枚ものA席を510万円で仕入れて（1枚1万2700円）、ぼろもうけしようとした？
510万円というのは韓国の公式価格でA席85枚分。もしこの枚数で取引していたら、今度は日本のファンから400枚も受けたことも、問題になる。「足りない」チケットを「確約」と言って販売したことになるから。
返金できていないという金額は「3,000万円から3,500万円くらい」とカン社長は言ってましたよね。彼らは、「ソンが悪い」と言い逃れしようとするかもしれませんが、金額が合いません。この差額分はどこに使ったの？
何に使ったの？ チケットが取れなかった分は当然、返金しなくてはならないことくらい、子どもだって分かります。
こんなとぼけたことが言えるこのインタビューの裏にある何かを感じて、すごく違和感を持ちました。
やはり、何か必要なお金があって、集金したようにも見えてしまうのです。
グリーンツアーとブリッジツアーの関係は？
キム社長は、すべて責任をカン社長になすりつけているよう見えますが、
ふたりは旧知の親しい仲だそう。チケットをどう手配するかどうかは、当然ふたりで相談して決めてますよね。カン社長が単独で手配先を決めたとはとても思えません。
キム社長は、ライオンズブリッジ・エンターテインメントという会社の日本支社長にもなっているそうですが（韓国の社長もキムかどうか不明）、「ブリッジ」がかぶっているのが気になる方もいらっしゃいます。私もブリッジ＝グリーン？ キム社長がカンにやらせてる会社？ではないかと疑いたくなりました。
なお、ライオンズブリッジのHPもブリッジツアーのHPもありませんでしたが、これだけ残っていました（事務所は追い出されたので、最新ではないはず）
https://map.naver.com/local/siteview.nhn?code=19854721&_ts=1521071249174
そのライオンズブリッジは、今年１月、こんな告訴をしていますが、
mottokorea.comすでにチョン氏側に嫌疑なしと判決が下った訴訟。それをまた掘り起こそうとしているようです。これ、訴訟費用の無駄使いをしているだけでは？
mottokorea.comちなみに、ライオンズブリッジはピーク時、数人の芸能人がいたようですが、今は不在でほぼ解散状態。
キム社長はこのほかGMユナイテッド（事務所はグリーンの登記簿と同じ）（株）KUMUなど違う社名で事業をしたこともあるそうですので、今後、これらの会社で仕事を続けるかもしれません（韓流の会社にありがち）
最後に……
最後に韓国まで行って取材をしてくださったテレビ東京WBSのスタッフ様、フジテレビのスタッフ様、グリーンツアー＆ライオンズブリッジが起こした過去の問題をブログに残してくださったJさん、5chやツイッターに同社のことを書き込みしてくださった方、情報提供してくださった被害者の皆さんに、感謝いたします。とても役立ちました。ありがとうございました。
最初は、被害に遭った友人を助けることができたらと思って調べ始めたことですが、
「A席あるある詐欺」と言えるこの事件が非常に腹立たしく、同じような返金問題にかかわった経験を持つ市民記者として、記録として残そうと思いました。
私たちに返金しなかった会社の社長は、イベントを企画してチケット代を集めては中止→未返金を繰り返していました。韓国の悪徳業者にだまされ、身内のような同業者に持ち逃げされ、存在しないイベントの高額配当で吊って人からお金を集めるということも。それでも、「次こそは」と誇大妄想を膨らませて、突き進もうとしました。でも、被害者たちが、ネットで事件を公にし、しつこく食らいつき、最後、詐欺罪が日本より厳しい韓国で逮捕されて、考えが変わりました。「もうファンからチケットを集めて行うイベントはしない」と。状況やキャラの一部がキム社長と被るんです。
繰り返しこのようなことが起きるのは「人間関係」「経営能力」「人格」などさまざまな要因がありますが、理由の１つに、「追及の甘さ」もあると思っています。
被害者が簡単にあきらめると、何もなかったことになってしまうのです。向こうは忘れてしまうのです。
ぶっちゃけ、あきらめてしまった方がラクです。「こんな被害に遭っても、８０万円、１００万円するツアーで行くより安上がりだったね」と思えば、それですむでしょう。でも、「許せない」と少しでも思ったら、まずは警察に足を運ぶなど、何か行動に起こしてほしい。
私自身は、まだキム社長には会えていなくて、詳しい話を聞いていません。質問状をメールしようかと思いましたが、メールだと、ゆっくり時間をかけて回答でき、自分の都合のよいことしか書いてこないだろうと思って、やめました。この先は、被害者の皆さんに委ねたいと思います。分かったことの９割は書いたと思います。警察やマスコミに通報するにあたって、上記の情報が役立てば幸いです。
なお、グリーンツアー以外でも、チケット代として高額な金額をとった会社があったら、五輪特別法を根拠に返金を迫ることが可能かもしれません。こちらも警察に聞いてみてください。警察に行く際は生活安全課へ。警察に行く際の注意事項などはこちらに記してあります。五輪チケット グリーンツアーの返金問題解決策アドバイス - 作っちゃおう！ フィギュアスケーターの応援バナー
警察の方はこの法律のことを熟知しているわけではないので、韓国大使館系の韓国文化院のスポーツ担当やJOCに確認をとってもらってください。
駐日韓国文化院 Korean Cultural Center
上記に関して、誤りがありましたら、コメント欄、ツイッターのDMなどで、遠慮なくご指摘ください。訂正いたします。情報のご提供も大歓迎です。キム社長からの反論もお待ちしております。
1人でも多くの方にお金が返りますように。
キム社長がこんなふざけた商売をやめてくださいますように。
※リンクはご自由にどうぞ
さて、この度、平成30年3月27日より、弊社本店営業所を下記の通り移転致しましたのでお知らせ致します。
今後とも、変わらぬお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
敬具
移転日: 平成30年3月27日(火)
新本店所在地:
〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町4-10 京成日本橋富沢町ビル